エンゼルス10失点で借金10 大谷5打数無安打2三振

【エンゼルス5-10ジャイアンツ】@オラクル・パーク

エンゼルスは今季初登板初先発のホゼ・スアレスが2回持たず5失点でノックアウト。2番手のマット・アンドリースと3番手のフリオ・テーランも相手打線の勢いを止められず、5対10でジャイアンツに敗れた。今季ワーストタイの10失点で今季4度目の3連敗。8勝18敗となり、借金は今季最多の10に膨らんだ。

1回表にアンソニー・レンドンのタイムリーで先制したエンゼルスだが、直後の1回裏に先発のスアレスがウィルマー・フローレスに6号逆転2ランを浴び、2回裏一死二・三塁からマイク・ヤストレムスキーに2点タイムリー二塁打を打たれたところで降板。2番手のアンドリースはエバン・ロンゴリアにタイムリーを許したあと、アレックス・ディッカーソンに押し出し四球を与え、5点のビハインドを背負った。

3番手のテーランは78球で5イニングを投げ抜くロングリリーフを見せたが、フローレスの2点タイムリー、ブランドン・クロフォードの2号ソロなどで4失点。レンドンの2本目のタイムリーやアンソニー・ベンブームの1号ソロなどで反撃したものの、試合の流れを変えるには至らなかった。

この試合でメジャーデビューしたジャイアンツの有望株ジョーイ・バートにもメジャー初安打となる二塁打を献上し、5対10で大敗。ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンが今季初勝利(1敗)をマークし、スアレスには今季初黒星(0勝)が記録された。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場したものの、サードゴロ、見逃し三振、空振り三振、ピッチャーゴロ、セカンドゴロで5打数ノーヒット。3試合連続無安打で今季の打率は.171、OPSは.622となった。

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