【新型コロナ】横浜で36人感染 クラスターの日体大レスリング部4人も

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、横浜市は21日、10歳未満から80代までの男女36人の感染が新たに確認された、と発表した。70代男性が中等症で、残りの35人は軽症または無症状。14人の感染経路が不明という。

 年代別では、20代が13人で最多。30代6人、40代5人、50代4人、80代3人、70代2人、10歳未満と10.60代が各1人だった。

 市によると、クラスター(感染者集団)が起きた日本体育大学横浜・健志台キャンパス(同市青葉区)レスリング部の20代男子学生4人が新たに陽性と判明。いずれも13日の集団検査で陰性だったが、自宅待機中に発症した。同部関連の感染者は学生22人、OB3人の計25人となった。

 経路が分かっている22人のうち、10人は家庭内感染だった。

 また市消防局は21日、保土ケ谷消防署に勤務する50代の男性消防隊員の感染を発表。市は14、16の両日に、一緒に当直勤務をした職員5人を濃厚接触者とみて自宅待機させている。

 市が21日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜に更新)。

 ▽鶴見区=161人▽神奈川区=91人▽西区=44人▽中区=118人▽南区=98人▽港南区=113人▽保土ケ谷区=86人▽旭区=117人▽磯子区=62人▽金沢区=72人▽港北区=152人▽緑区=67人▽青葉区=175人▽都筑区=65人▽戸塚区=79人▽栄区=31人▽泉区=49人▽瀬谷区=71人▽市外=102人

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