西川かの子が明かす、渡哲也さんの温かい人柄『#ラジぐぅ』

ラジオ大阪(OBC)の昼のワイド番組「OBCグッドアフタヌーン! #ラジぐぅ」月曜パーソナリティ 西川かの子は8月17日(月)の放送で、同月10日に亡くなった俳優の渡哲也さんの思い出を語りました。

かの子の担当コーナー「かの子の46歳で初めて」はタイトルのとおり初めて経験したことについてトークを繰り広げます。この日はリスナーから「かの子さんから見た渡さんはどんな人?」という質問が寄せられました。

かの子の父、お笑い芸人の西川きよし師匠は俳優としても活躍。渡さんの代表作である「西部警察」にも30代の頃から出演しており、親交もあったそうです。二人の初対面は、実はそれよりも以前のこと。1970年代にNHKが放送したテレビ番組「ビッグショー」に出演した渡さんが対談相手として希望したのがきよし師匠だったとかの子は語ります。一度も面識のない渡さんからの指名に、きよし師匠は驚き「絶対嘘やわ」と信じられなかったそうです。番組収録日には別の仕事が先に決まっており、きよし師匠はそれを変更して渡さんの指名を受けたといいます。そのことを聞いた渡さんが、大阪のきよし師匠のもとへと挨拶に訪れたと明かし、それから長く続くことになる交流のきっかけとなったと語りました。

きよし師匠の芸能生活40周年記念では、渡さんとの対談が実現。「何か食べながら話そう」と渡さんが決めたお店はお好み焼き店。実は、渡さん自身もお好み焼きを作るのが上手で、赤ワインと一緒に楽しんでいたそうです。その対談にはかの子が進行役として呼ばれ、渡さんは「きよしさんも僕(渡さん)も、(お互いに)気を遣って対談にならないから」とその理由を明かしたといいます。かの子は「だって、いざやってみたら、お父さんホンマに(対談中)ずっと泣いてるんですよ。(渡さんは父のことを)よくわかってくださっていた」と渡さんの人柄に想いを馳せました。

かの子は、自身の結婚式に出席した渡さんが用意した「松竹梅」のたる酒で鏡開きをしたことを回想。その後、離婚を経験し、渡さんに仕事で再会した時「このような結果になってすみません」と謝ると「そんなこと言わないでおくれよ。幸せになるのが一番なんだよ」と抱擁し、背中を優しく叩いてくれたと明かしました。

かの子はそんな渡さんについて「大病している期間が長かったのに、いつ会ってもダンディで気さく。銀幕のスター、伝説の人というイメージがあるが、自分には温かい優しいおじさま」と語りました。

きよし師匠は月に一度は渡さんに電話をして、7月にも会話をしたばかりのところへ飛び込んできた訃報だったといいます。「西部警察、しっかりと見たことがないんです」と話すアシスタントの桂三語に対し「本当にダイナミック。ぜひ見てほしい。皆さんにも」とリスナーにも呼びかけ、渡さんの冥福を祈りました。

「OBCグッドアフタヌーン! #ラジぐぅ」は月~木曜午前11時30分~午後2時に放送。月曜は西川かの子と桂三語、火曜は高山トモヒロと池田淳子、水曜は石田靖と森川由香、木曜は浅越ゴエと松本雅子が、goodな音楽とトークでお送りする番組です。

この番組は8月24日(月)まで、radikoのタイムフリーで聴くことができます。

OBCグッドアフタヌーン! #ラジぐぅ

放送局:OBCラジオ大阪

放送日時:毎週月曜~木曜 11時30分~14時00分

出演者:(月)西川かの子、桂三語、(火)高山トモヒロ、池田淳子、(水)石田靖、森川由香、(木)浅越ゴエ、松本雅子

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