ヤンキース トーレス、パクストン、アビランがIL入り

昨季の故障者続出を繰り返さないことを目指していたヤンキースだが、今季も故障者の続出が止まらない。ヤンキースは日本時間8月22日、グレイバー・トーレス、ジェームス・パクストン、ルイス・アビランの3選手を10日間の故障者リストに登録することを発表した。

トーレス、パクストン、アビランの3選手は、いずれも日本時間8月21日に本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたレイズ戦で負傷。走塁時に左ハムストリングを痛めたトーレスは、MRI検査の結果、グレード1の左大腿四頭筋痛&左ハムストリング痛と診断された。

グレード1の左ハムストリング痛で戦列を離れているジャンカルロ・スタントンは、復帰まで3~4週間を要する見込みであり、トーレスも同じくらいの時間がかかるかもしれない。

パクストンは肘や前腕に張りと違和感を訴えていたが、MRI検査の結果、グレード1の左前腕屈筋痛と診断された。トミー・ジョン手術という最悪のケースも想定されていたが、現時点では手術は必要でないと考えられている。また、アビランはMRI検査の結果、左肩の炎症が判明した。

正二塁手のDJ・レメイヒューが戦列を離れているヤンキースは、トーレスの負傷交代後、サイロ・エストラーダを二塁、タイラー・ウェイドを遊撃に起用。今後もこれが基本の形となる可能性があり、戦力ダウンは避けられないだろう。

このほか、ザック・ブリットン、カイル・ヒガシオカ、アーロン・ジャッジ、トミー・ケインリー、ルイス・セベリーノも戦列を離れており、ルーク・ボイトは「野球に故障は付き物だけど、(昨季のような故障者の続出が)もう一度起きるなんてクレイジーだよ」と率直な心情を口にした。

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