男性作業員 熱中症で救急搬送 長崎県消防保安室 島原猛暑日、35.6度

 21日午後4時40分ごろ、西彼長与町にある屋外の土木作業現場で30代男性が作業中に突然倒れたと、別の作業員が119番通報した。長崎市消防局によると、男性は救急搬送され、熱中症とみられる症状で重症。
 県消防保安室によると、同日午後4時現在、この男性以外に熱中症で救急搬送されたのは21人。短期入院が必要とされる中等症が11人、軽症が10人だった。
 長崎地方気象台によると、県内の最高気温は島原の35.6度で、35度を超える猛暑日となった。このほか大村34.9度、佐世保34.7度、長崎33.4度などを観測した。

 


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