V長崎 あすアウェー水戸戦 リオ五輪“師弟対決”

 明治安田J2第14節は22、23日、各地で計11試合が行われる。9勝2分け2敗(勝ち点29)の首位V・ファーレン長崎は23日午後7時から、アウェーで4勝4分け5敗(同16)の13位水戸と対戦する。
 V長崎は前節、攻守で圧倒する首位らしい試合運びを披露。3連勝中だった千葉を2-0で退け、ホーム戦負けなしを維持した。守備の要、角田が7戦ぶりに復帰したのも好材料だ。
 複数失点が目立つ水戸は、大胆なターンオーバーを仕掛けた前節、7試合ぶりに完封勝ちした。終盤に得点する傾向にあり、V長崎にとっては最後まで気の抜けない一戦になる。
 V長崎の手倉森監督と水戸の秋葉監督は、2016年リオデジャネイロ五輪で日本代表を率いた監督、コーチの間柄。手倉森監督は敵将を「情熱家で人間味ある男」と評し「水戸でも勇気を持ったチャレンジをしている。一進一退だが、しぶとくやれている」と“師弟対決”を心待ちしている。

 


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