夏にぴったり! シューアイスいかが 佐世保西高生が地元業者とコラボ

シューアイスをPRする後藤さん(左)ら生徒=佐世保市下京町

 長崎県立佐世保西高(佐世保市田原町)の生徒たちのアイデアで商品化されたスイーツ「ブルーベリーシューアイス」が22日、製造した地元業者の店頭で限定販売された。23日も60個限定で販売する。
 同校の授業「ふるさと創生大作戦」の一環。「商店街の活性」などテーマごとに分かれ、現在の2年生が1年生時から取り組んできた。
 「観光と食」をテーマにシューアイスの開発に携わったのは、リーダーの後藤紗耶さん(16)ら男女5人。後藤さんたちは地元で栽培され、夏の時季に喜ばれる柚木産ブルーベリーに着目。昨年、同校と連携し豆乳を使った商品を開発した「シュー工房 岩石屋」(下京町)に提案し、商品化が実現した。ジャム状にしたブルーベリーとカスタードを凍らせて作っており、夏らしい、さっぱりとした味に仕上がっている。
 22日は、生徒自らが同店の店頭で買い物客らにシューアイスをPR。販売から20分弱で60個が完売した。後藤さんは「若い人はチェーンの飲食店を利用することが多いと感じていた。自分たちの活動が、地元のお店を利用するきっかけになれば」と語った。

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