【エンゼルス4-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム
今季のエンゼルスは試合序盤から追う展開を強いられれることが多く、最初の2イニングで15得点に対して37失点を喫していた。しかし、今日の試合では2回表までに4点を先行。アスレチックスの反撃に遭いながらも1点差で逃げ切り、連敗を4でストップした。
エンゼルスはアスレチックス先発のクリス・バシットに対し、1回表に相手の野選で1点を先制。2回表にも相手のミスがあり、マイク・トラウトの2点タイムリー二塁打などで3点を追加した。
ジョー・マドン監督は「投手陣の状態が良くないと先制される試合が増える。追い付こうとするけど、追う展開は大変なんだ。追う展開は精神的にキツいけど、今日は先制できたから良かったよ」とコメント。これで今季は、先制された試合が1勝13敗なのに対し、先制した試合は8勝6敗となった。
課題の投手陣では、先発のグリフィン・キャニングがマット・チャップマンの9号ソロなどで3点を失い、5回を投げ切ることができなかった。しかし、2番手のマット・アンドリースが2回1/3、3番手のタイ・バットリーが2回をそれぞれ無安打無失点に抑える好リリーフを見せ、アンドリースが今季初勝利(1敗)、バットリーが今季3セーブ目を記録。バシットは今季初黒星(2勝)を喫した。
エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、第1打席で四球を選んだが、その後はライトライナー、空振り三振、ショートゴロ失策で3打数ノーヒット。4試合連続無安打で今季の打率は.165、OPSは.608となった。