安い・気持ちいい・楽しい!今だから乗りたい軽量スポーツカー3選【MOTA写真館】

マツダ ロードスター(初代/NA型)

速くないけど楽しい!多くのメーカーに影響を与えた初代NA型ロードスター

1989年にユーノス ロードスターとしてデビューした NA型ロードスター。登場から30年以上が経過しても世界中で愛され続けているライトウェイトオープンスポーツカーだ。

人と車が一体になる走行フィールを実現したNA型ロードスターは、操る楽しさやエンジンを回す喜びを存分に味わうことができる。現在のマツダの車作りに通じる「人馬一体」を具現化したことで、多くのファンを生み出し好調なセールスを記録。

また、ロードスターのヒットを受け、トヨタ MR-Sやポルシェ ボクスター、BMW Z3など、多くのメーカーがライトウエイトオープンモデルを発売するきっかけとなった。

スペック

■全長×全幅×全高:3,920mm×1,675mm×1,235mm

■車両重量:940kg~1,030kg

■エンジン

・直列4気筒 1600cc DOHC(1989年~1993年)NA6CE型

・直列4気筒 1800cc DOHC(1993年~1998年)NA8C型

■トランスミッション:4速AT/5速MT

■駆動方式:FR

■新車価格:175万1000円~

リッター100馬力VTECは凄かった! 80年代最強のコンパクトスポーツ ホンダ 2代目 CR-X

1987年に登場し2代目へモデルチェンジを果たしたホンダ CR-Xは、初代 バラードスポーツ CR-Xで確立したFFライトウェイトスポーツを進化させ、よりスポーティーなスタイルと走行性能を手に入れている。

デビュー当初は、直列4気筒 1.5L SOHCエンジン搭載の「1.5X」と直列4気筒 1.6L DOHCエンジン搭載の「Si」を展開。トランスミッションは、5速MTまたは4速ロックアップ機構付ATが組み合わされている。

1989年には、直列4気筒 1.6L DOHC VTEC B16A型エンジンを搭載した「SiR」を追加。最高出力160馬力を発生する自然吸気エンジンは、1Lあたり100馬力という、当時の市販車としては驚異的な動力性能を発揮した。

スペック

■全長×全幅×全高=3,800mm×1,675mm×1,270mm

■車両重量:850kg~1,030kg

■エンジン

・直列4気筒 1.5L SOHC D15B型

・直列4気筒 1.6L DOHC ZC型

・直列4気筒 1.6L DOHC VTEC B16A型

■トランスミッション:4速ロックアップ機構付AT/5速MT

■駆動方式:FF

■販売期間:1987年~1992年

■新車価格:111万6000円~165万1000円

※スペックや価格は1990年式の数値

心臓部はあの4A-GE!日本車史上初のミッドシップ市販スポーツカー トヨタ MR2

1984年に販売が開始された日本車初のミッドシップスポーツカー MR2(AW型)は、トヨタ カローラ(80系)のコンポーネンツを流用。前輪駆動のパワーユニットを前後入れ替えるという逆転の発想で、コストを抑えながらミッドシップスポーツカーを作り上げることに成功している。

軽量なボディのミッドシップに搭載されるのは、トヨタが誇る小排気量エンジンの名機“4AG”。前後重量バランスの良さと、軽快に回るNAエンジンが相まって、気持ちのいい走りを実現していた。

スペック

■全長×全幅×全高:3,950mm×1,665mm×1,250mm

■車両重量:920kg~1,120kg

■エンジン

・直列4気筒 1600cc 4A-GELU型 130馬力(後期120馬力)

・直列4気筒 1600cc 4A-GZE型スーパーチャージャー 145馬力

・直列4気筒 1500cc 3A-LU型 83馬力

■トランスミッション:5速MT/4速AT

■駆動方式:MR

■新車価格:159.2万円~274.1万円

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