カージナルス・金廣鉉がメジャー初勝利 秋山は代打で凡退

【レッズ0-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは先発の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が6回83球を投げて被安打3、奪三振3、無四球、無失点という安定感抜群のピッチングを披露。レッズに3対0で勝利し、金には記念すべきメジャー初勝利(0敗)が記録された。カージナルスはレッズ4連戦の最初の3試合を2勝1敗で終え、今季の勝率を5割(8勝8敗)に戻している。

シーズン開幕をクローザーとして迎えた金は、中断期間を挟んでシーズン再開後は先発に配置転換。メジャー初先発となった日本時間8月18日のカブス戦では4回途中で降板していたが、「もっと長いイニングを投げたい」と意気込んで臨んだ今回の登板では、6回3安打無失点の好投を見せた。

カージナルスは3回裏にトミー・エドマンのタイムリーで2点を先制し、5回裏にはハリソン・ベイダーの1号ソロでリードを広げた。金の降板後は、ジョン・ガント、アンドリュー・ミラー、ジオバニー・ガイエゴスの3人が合計3イニングを無失点に抑え、ガイエゴスは今季初セーブを記録。レッズ先発のウェイド・マイリーは5回7安打3失点で今季3敗目(0勝)を喫した。

レッズの秋山翔吾は、カージナルスの先発が左腕の金だったためベンチスタートとなり、3点ビハインドの9回表に代打で登場。2球目を打ってレフトフライに倒れ、1打数ノーヒットで今季の打率は.215、OPSは.578となった。

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