【写真で解説】かなり目を引くグリル! トヨタ最大サイズのセダン「アバロン」

トヨタ アバロン Touring(5代目/北米仕様/フルモデルチェンジ時・2019モデル)

トヨタデザインの中でもひときわ目を引く斬新なフロントグリル

トヨタ アバロン

トヨタが北米で販売する最大サイズのセダン「アバロン」。日本では初代・2代目(日本名:プロナード)と販売していたことがあるので覚えている方もいるのではないでしょうか。

現行型の5代目アバロンは、先代モデルよりボディサイズを拡大。ロー&ワイドを強調する斬新なフロントグリルは、これまでのトヨタデザインの中でもひときわ目を引く表情を見せています。

トヨタ アバロンは、アメリカ・トヨタ ケンタッキー工場(TMMK:Toyota Motor Manufacturing Kentucky Inc)で生産されている、北米向け最大サイズのFF4ドアセダンです。
現行型のアバロンは、2018年にフルモデルチェンジした5代目。カムリや新型ハリアーなどと共通のTNGA GA-Kプラットフォームをベースに造られました。ちなみに現在では北米以外にも中国でも生産・販売されています。
パワートレインは、同様に北米でも生産される王道セダンのカムリと基本的に共通です。2021年モデルからは、直4 2.5リッター(最高出力205hp/最大トルク185lb-ft)搭載のAWD(四輪駆動)モデルも追加されています。

攻めた外装とは裏腹に上質感のある室内空間

アバロンのボディサイズは、全長4975mm(195.9in.)×全幅1849mm(72.8in.)×全高1435mm(56.5in.)で、ホイールベースは2870mm(113.0in.)[XSE Nightshade]。
SUVブームの中、セダン車というとちょっと保守的で、ユーザー年齢も高めなイメージがありますが、5代目アバロンは結構攻めている印象ですね。
コクーン(繭《まゆ》)を称するように、心地良く包まれるような空間造形。インパネのウッドパネルは木工を得意とするヤマハ製のリアルウッドとなっています。

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