「24時間テレビ43」山崎育三郎の歌声に乗せてブルーインパルスが宮城の上空を飛行

現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

午後1時30分ごろに放送された「ブルーインパルスが動く! 大空から医療従事者たちへのエール」では、今年5月に東京の上空を飛行した航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、新型コロナウイルスに対応する医療従事者などに対する敬意と感謝を示すため、そして24時間テレビを見ている視聴者にエールを送るために大空を舞った。

東京・市ヶ谷にある防衛省を訪問したサンドウィッチマンは、航空自衛隊広報の福田哲雄さんから話を聞くことに。今回飛行する舞台は、ブルーインパルスの本拠地でもある宮城だ。9年前の東日本大震災で松島基地を襲った津波にも負けなかったブルーインパルスは復興のシンボルでもあるという。今年6月までブルーインパルスを操縦していたという福田さんと現隊長の遠渡祐樹さんは「復興の意味を込めている想いを込めて飛ぶ」「多くの方々に最高の演技を見てほしい」と飛行への思いを熱く語った。

雲一つない宮城の大空を轟音を上げて飛び立ったブルーインパルスは、一糸乱れぬ隊列で上空へ。空中で高速旋回や急降下からの大カーブするなどの大技を見た医療従事者の人々が大きな歓声を上げる姿も見られた。その後、2機のスモークがシンメトリーのカーブを描いたかと思うと、ハートの形を作った。そこへ左下に待機していた飛行機がスモークの矢でハートマークを見事に突き抜けた。

ブルーインパルスがさまざまなアクロバットを見せる映像をバックに、山崎育三郎が沢田研二の名曲「TOKIO」を美しい歌声で歌い、見事なコラボレーションとなった。最高の飛行を見たサンドウィッチマンの伊達みきおは「すごかったですね」と絶賛。一方、富澤たけしは「ブルーインパルスは宮城で飛んでるのに『TOKIO』だからあまり入ってこなかった」とボケて会場を笑わせるも、「そこはふわっとさせといて…(笑)」と周囲にたしなめられていた。

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