平均競争率1・22倍 全日制前年度上回る 公立高校入学志願者

 県教育委員会は1日、同日締め切りの2016年度公立高校入学者の共通選抜志願者数を発表した。特別募集枠を除いた志願状況では、全日制(学年制・単位制を含む)は153校の計4万3750人の募集に、5万3284人が志願。平均競争率は1・22倍で、前年度の1・20倍を上回った。

 定時制(学年制・単位制を含む)は29校の計2797人の募集に2038人が志願し、平均競争率は0・73倍(前年度は0・82倍)。通信制は2校の計1216人に志願288人で、競争率は0・24倍(同0・29倍)。公立中卒業予定者数が増えたにもかかわらず、定時・通信ではいずれも前年を下回った。

 全日制の競争率トップは前年と同じく県立横浜翠嵐(普通科)で、2・20倍だった。

 募集人員に満たなかったのは、全日制は36校の45学科・コースで欠員は計861人。定時制は25校の28学科・部(欠員計924人)、定時制は2校(同928人)。

 志願変更は4〜8日に受け付け。学力検査は16日。面接や特色検査は16〜19日に各校の日程で実施。合格発表は29日。

 

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