長崎県諫早市小長井町井崎の観光農園「ケヤキフルーツ」で、ブドウの収穫が最盛期を迎えている。
同園は、約20年の歴史があり昨年オーナーの栗本武義さん(83)が引退した「栗本巨峰園」を、新規就農した佐賀県嬉野市出身の久我忠嗣さん(34)が引き継いだ。約20アールに巨峰20本を植え、隣接する約10アールで別の品種を栽培している。
子どもたちがおいしそうに食べる姿にやりがいを感じるという久我さん。シャインマスカットなどの栽培にも挑戦中だが、「栗本さんが丹精込めて育てた木を大切にしながら、地元の人に満足してもらえるもの作りをしたい」と話す。
昨年は経験不足もあり、収穫は早期に終わったが、今年は9月上旬まで続く見込み。収穫体験は予約制。入園料無料。持ち帰り1キロ1100円。ケヤキフルーツ(電070.7499.4891)。
ブドウ収穫作業ピーク 諫早「ケヤキフルーツ」
- Published
- 2020/08/23 23:30 (JST)
- Updated
- 2020/08/24 23:43 (JST)
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