夜空を染めるエールの大輪 津久見市でサプライズ花火【大分県】

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夜空を彩る大輪の花火=津久見市の津久見港

 【津久見】全国の花火業者が22日夜、新型コロナウイルスの早期収束を願い、28都県64カ所で一斉に花火を打ち上げた。県内は津久見市でサプライズの花火が上がった。

 秋田県大仙市のNPO法人などでつくる「日本の花火を愛する会」がコロナ禍、豪雨災害に苦しむ人たちにエールを送ろうと企画。クラウドファンディングで資金を集めた。日時や場所は非公表のイベントに、秋田から鹿児島までの花火業者81社が参加した。

 津久見市内では、津久見湾に浮かぶ台船から1尺玉16発を含む80発を打ち上げ約5分間、夜空を彩った。

 市内港町のつくみん公園で花火を楽しんだ植田太陽君(9)=津久見小3年=は「今年見た花火で一番大きかった。音がおなかに響いた」と笑顔を見せた。

 22日のイベントに向け、ボランティアグループ「ヒューマンフェスティバル」(岡部洋徳代表、大分市)は「おおいたエール花火プロジェクト」を立ち上げ、県内外から寄付を募った。約50万円が寄せられ、津久見で打ち上げる花火を増やすことにつながったという。岡部代表(26)は「大分を盛り上げたいという気持ちで大空を彩ることができた」と感謝した。