大谷が逆転弾含む2安打3打点もエンゼルスサヨナラ負け

【エンゼルス4-5xアスレチックス】(延長10回タイブレーク)@オークランド・コロシアム

アスレチックスは10回裏にマーク・キャナが犠飛を放ち、エンゼルスに5対4でサヨナラ勝ち。延長戦では今季5勝0敗となり、アメリカン・リーグで20勝一番乗りとなった。アスレチックス5番手のリアム・ヘンドリックスが今季2勝目(0敗)をマーク。エンゼルス6番手のタイ・バットリーが今季初黒星(1勝)を喫した。

タイブレークの10回裏、アスレチックスは先頭のマット・チャップマンがヒットを放ち、チャンスを拡大。ボブ・メルビン監督は「チャッピーは逆方向に打てる球を待っていた。結局引っ張ってヒットにしたけどね。マークがそのチャンスを生かしてくれた」と語り、各々が自身の役割をしっかり果たした10回裏の攻撃に満足げな様子を見せた。

一方のエンゼルスは、2点ビハインドの3回表に大谷翔平が5号逆転3ランを放ち、5回表にはブライアン・グッドウィンにタイムリーが飛び出してリードを2点に広げたが、投手陣がこのリードを守れず、最終的にはサヨナラ負け。レッドソックスと並んで両リーグ最多タイとなる今季20敗目を喫した。

「5番・指名打者」で先発出場した大谷は、空振り三振、左中間への5号3ラン、四球、ライトへのヒット、ファーストゴロで4打数2安打3打点。自己ワーストの19打数連続安打をストップさせ、今季の打率は.181、OPSは.670となった。

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