“幻のインターハイ”なぎなた部員に思い出を 記念品寄贈プロジェクト 松浦市が寄付募る

全国の高校のなぎなた部員に記念品を送る「アオナツプロジェクト」のチラシ

 新型コロナウイルス感染拡大でインターハイが中止となったのを受け、なぎなた競技の会場だった松浦市は全国の高校のなぎなた部員に記念品を送る事業「アオナツプロジェクト」を始めた。
 プロジェクトは「なぎなたのまち」を掲げる同市が“幻の大会”となったインターハイを思い出に残る「カタチ」に残し、なぎなたに励む高校生を応援しようと企画。ふるさと納税制度を活用して利用目的を限定したガバメントクラウドファンディング(GCF)で募り、集まった金額に応じポロシャツや手ぬぐいを作製し、全国のなぎなた部員約1600人に届ける。
 GCFは、19日から11月2日正午まで1千万円を目標に募集。インターネット上のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」のGCFバナーからプロジェクトのウエブサイトを開き、ふるさと納税の要領で申し込む。寄付者には松浦の特産品を返礼品として送る。問い合わせは市政策企画課ふるさと納税・魅力発信室、生涯学習課スポーツ振興係(電話0956.72.1111)

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