新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、横浜市は24日、陽性と判明し、入院していた80~90代の男女3人が死亡した、と発表した。また10~90代の男女15人の感染が新たに確認された。全員が軽症または無症状で、4人の感染経路が不明という。
市によると、亡くなった3人のうち2人は、クラスター(感染者集団)が起きた済生会横浜市南部病院(同市港南区)の入院患者の90代男性と80代女性で、死因は男性が誤嚥(ごえん)性肺炎、女性が肺炎。残る1人は、クラスターが起きた市外の老人ホームに入所していた80代女性で、死因は新型コロナウイルスによる肺炎だった。
感染者15人の年代別は、20代が最多の5人。40代3人、50.60代が各2人、10.30.90代が各1人。
経路が判明している11人のうち、7人は家庭内感染。既に感染が確認されている30代女性と同居する母と子ども2人も陽性と分かった。