【新型コロナ】24日の県内、4人死亡 新たに39人感染、退院後発熱も

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、横浜市と川崎市で24日、感染し入院していた70~90代の男女計4人の死亡が明らかになった。県内では新たに10歳未満~90代の男女39人の感染が判明、うち17人が感染経路不明という。

 横浜市で死亡が確認されたのは80~90代の3人。市によると、うち2人はクラスター(感染者集団)が起きた済生会横浜市南部病院(港南区)に入院中の90代男性と80代女性で、残る1人はクラスターが起きた市外老人ホーム入所者の80代女性。

 川崎市では、市内医療機関に入院していた70代男性の死亡が判明した。市によると、7月17日に陽性と判明し治療を続けていた。

 また、県によると、横浜市の30代女性会社員はクラスターが起きた湘南厚木病院(厚木市)を退院後に発熱などの症状が表れた。同病院の感染者は計29人となった。横須賀市の市立うわまち病院に勤務する30代女性医師も陽性とされた。同病院関連の感染者は12人となった。

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