ツインズ・前田 5回7奪三振1失点の好投で開幕4連勝

【ツインズ3-2インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ツインズは先発の前田健太が初回先頭打者アーチで先制を許すも5回1失点の力投を見せ、ネルソン・クルーズとミゲル・サノーの一発で逆転に成功。その後、1点差に追い上げられたが、リリーフ陣がリードを守り抜き、シーズン前半の30試合を20勝10敗で終えた。

前回登板であわやノーヒッターの快投を見せた前田は、1回裏先頭のセザー・ヘルナンデスに2号先頭打者アーチを被弾。ヘルナンデスは前日の試合でも先頭打者アーチを放っており、2試合連続先頭打者アーチは球団史上初の快挙となった。

前田は毎回のように走者を背負う苦しいピッチングとなったが、3回裏と4回裏はいずれも二死一・二塁のピンチを切り抜けて無失点。5回裏はこの試合初めての三者凡退に抑え、5回83球を投げて被安打5、奪三振7、与四球1、失点1という内容でマウンドを降りた。

4回表にクルーズの11号ソロで同点に追い付いたツインズは、6回表にサノーが6号勝ち越し2ランを放ち、前田に勝利投手の権利をプレゼント。7回裏に3番手のトレバー・メイがカルロス・サンタナのタイムリーで1点を失ったが、8回裏を4番手のセルジオ・ロモ、9回裏を5番手のテイラー・ロジャースが無失点に抑え、1点差を守り抜いた。

前田は開幕から無傷の4勝目をマーク(防御率2.21)。ロジャースに今季7セーブ目が記録され、インディアンス先発のアーロン・シバーリは6回3失点ながら今季3敗目(3勝)を喫した。

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