エンゼルス大量11失点で大敗 2番・大谷は4タコ2三振

【エンゼルス4-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルが3回途中7安打5失点でノックアウト。5回終了時点で1点差まで追い上げたものの、試合後半はリリーフ陣が失点を重ね、4対11でアストロズに大敗した。アストロズ先発のフランベル・バルデスは7回4失点ながら11個の三振を奪う力投で今季3勝目(2敗)をマーク。サンドバルに今季4敗目(0勝)が記録され、メジャーデビューから8連敗となった。

2回裏にカイル・タッカーの5号ソロとジョシュ・レディックのタイムリーで2点を先制したアストロズは、3回表にデービッド・フレッチャーのタイムリーで1点を返されたが、直後の3回裏にマイケル・ブラントリーのタイムリー二塁打、レディックのタイムリーなどで3点を追加。リードを4点に広げた。

エンゼルスは4回表にジャスティン・アップトンの3号ソロで1点を返し、5回表には二死一・二塁からアンソニー・レンドンとアルバート・プーホルスが連続タイムリー。プーホルスはこの一打で通算2087打点とし、アレックス・ロドリゲスを抜いて歴代2位(打点が公式記録となった1920年以降)に浮上した。

しかし、エンゼルスは2番手のノエ・ラミレスこそ1回1/3を無失点に抑えたものの、3番手のキーナン・ミドルトンから6番手のハンセル・ロブレスまで、4人のリリーバーがことごとく失点。7点ビハインドとなった8回裏は捕手のアンソニー・ベンブームがマウンドに上がり、四球を1つ与えたが、ようやく無失点に抑えた。

2018年9月以来となる2番に入った大谷翔平は、左腕バルデスの前に空振り三振、セカンドゴロ失策、ファーストゴロ、見逃し三振で4打数ノーヒット2三振。ベンブームの登板によって指名打者が解除されたため、捕手のジェイソン・カストロとの交代で試合から退いた。今季の打率は.172、OPSは.641となっている。

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