深刻な財政難に陥るマラガ…大幅な給与カット&複数選手リストラを敢行

財政難に陥るマラガは、複数選手の解雇と少なくとも80%のサラリーカットに踏み切ると明かした。

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セグンダ・ディビシオンに所属するマラガは、財政改善のため80%の減給に同意した選手のみクラブに残ると報告。年棒20万ユーロ(約2500万円)を超えることはないと説明している。2010年にカタールに実業家アブドラ・ビン・ナセル・アル・ターニによって買収されたマラガは、2012年にラ・リーガで4位に入り初めてのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得するなど、クラブ史上最も成功した時期を過ごす。しかしすぐに資金が枯渇し主力選手の売却を敢行。2018年にはセグンダ・ディビシオンに降格し、昨シーズンは15位に終わった。

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今年2月には横領の疑惑で会長が解任されるなど栄光の時代から遠ざかっているマラガ。今回の決断について、「このリストラは最近の努力にも関わらず財政難から脱却できてない現状を考慮し、このステップを踏まざる得ないを感じている。サポーターにはこの動きを理解してくれると願っている」と声明で発表した。

マラガが大幅なリストラを敢行

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