大竹まこと 新型コロナ感染は「本人が悪い」という風潮に疑問

25日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、新型コロナウイルスに感染した際の自己責任論に関して苦言を呈した。

番組では太田英明アナウンサーが、新型コロナウイルスに関する東京新聞の社説を紹介した。その社説では、国内外で行った新型コロナの意識調査で「感染は本人が悪い」と考えた人の割合がアメリカ、イギリス、イタリアなどに比べ、日本はかなり多かったことが挙げられた。

その話を聞いた大竹は「感染する人が悪いという風潮、言ってみれば自己責任に落としこめていく」とコメント。「かかった芸能人の人も謝罪なんかして、どっかのラグビー部は、感染したら、就職に方も差し障りがあるみたいな。誰が悪いんだろう? と、感染した人、寮で生活してた人、悪いかぁ~?」と制裁のようになっていることに疑問を投げかけた。すると、はるな愛は「なんか対コロナが、対人になってるような感じする……なんか違うなぁ~という感じがする」と語った。

さらに、大竹は「例えば、『新宿の夜の街』みたいな括り方が以前からどうも、俺は納得がいかない」と話し、はるなも「もちろんそこで感染の方は増えてたかもしれないけど、そこの街だけポイント、ホットスポットみたいにしちゃうのもなんかねえ……」と返したのだった。

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