◆横浜DeNA5-4広島
DeNA宮崎が目の覚めるような大飛球でベイスターズ打線に活を入れた。二回無死一塁。1ストライクから九里の浮いたスライダーを逃さず強振し、中堅フェンスを軽々と越えた。先制の10号2ランとなり「後ろにつなぐ気持ちがいい結果になった」と大粒の汗をぬぐった。
チームは23日までの中日戦で2戦連続の零敗を喫しており、23イニングぶりの得点となった。宮崎の本塁打も11日以来。ナゴヤドームの3連戦は1安打に終わっていたバットマンが、本拠地に戻った最初の打席で結果を残した。
これで5年連続の2桁本塁打。8月に入ってから打順が頻繁に入れ替わる難しい状況でも、打率3割台をキープしている。ラミレス監督も「すごくよくやっている。安定していて、よく振れている」とねぎらった。