これまでアンドレス・イニエスタやイケル・カシージャス、ダビド・シルバ、リオネル・メッシなど多くのタレントを生み出してきたラ・リーガ。
今回は『Sportskeeda』から「プレミアリーグに最適なリーガの5選手」を紹介する。
マキシ・ゴメス
クラブ:バレンシア
以前からプレミアリーグへの移籍が噂されていた選手の一人であるウルグアイ代表FWマキシ・ゴメス。彼はチームメイトにスペースを与えるためにセンターバックを引きつけられる、オールドスクールなセンターフォワードである。
2018-19シーズンには空中戦で1試合あたり4回もの勝利を記録していた。メスタージャで最高のシーズンを過ごしたとは言えないが、それでもサポートが完璧ではない中でリーガ9ゴールを奪取している。
ロングボールやクロスに頼らざるを得ないことも多いプレミアリーグ中位のクラブにとっては、彼は非常に使いやすい選手になるはずだ。
ジエゴ・カルロス
クラブ:セビージャ
彼も同じくプレミアリーグのクラブが注目している…と伝えられている選手だ。ナントから今季セビージャに加入したセンターバックは、初めてのリーガでなかなかのプレーを見せた。
アスリート能力が高く、素晴らしい強さを誇るタックル、相手からボールを刈り取るプレーに長けている。リーガで1試合あたり5回のクリアを成功させており、肉弾戦に強みがある。スピードもなかなかで、ヘディングも強い。
彼はスペインで最も支配的なディフェンダーであり、その中でも「プレミア向き」のタイプだ。アーセナルやマンチェスター・シティが狙っているとも…。
セルヒオ・レギロン
クラブ:レアル・マドリー
レアル・マドリーからセビージャへと貸し出されていたレギロンは、今季最も印象的なサイドバックの一人だ。現代のこのポジションに必要な全ての資質を示してきた。ボールも持てる、クロスも出せる、カウンターの時は恐ろしく速い。
まだ23歳と若い彼はフレン・ロペテギ監督と強い信頼関係で結ばれており、それに支えられて大ブレイクを果たした。ただ、セビージャは彼を買い取るほどの余裕はないだろう。
アーセナル、トッテナム、チェルシーが彼の獲得を検討していると言われる。レアル・マドリーがマルセロを放出したら別だが、そうでなければ近々プレミアに行くだろう。
トーマス・パーテイ
クラブ:アトレティコ・マドリー
この数年、パーテイはアトレティコ・マドリーの中盤で巨大な才能に成長してきた。肉体的に恵まれた資質を持っているMFは、中盤で組み立てを行うことも、逆に相手の組み立てを潰すことも得意。バランスがとれた珍しい選手だ。
そのスタイルはまさにイングランドのサッカーにおける理想的なセントラルMFであり、パトリック・ヴィエラの再来のようである。
アーセナルのミケル・アルテタ監督が注目しているタレントだと言われており、マーケットでの動きが注目されている。
アントワーヌ・グリーズマン
クラブ:バルセロナ
全く紹介する必要がないビッグネームである。彼は優秀なセカンドストライカーであり、スペースを開拓し、ボールを拾い、ボックス内で強みを見せられる。
しかし、バルセロナではワイドなポジションに追いやられることが多く、その強みが活かせない。タッチライン際で仕掛けるには、彼は恐ろしく速いわけでもなく、才能あるドリブラーでもない。
正真正銘のゴールスコアラーであることを認めてくれて、しかも流動的な動きが許される場所に行くべき状況だ。ジェイドン・サンチョを獲得できないのなら、ユナイテッドが再び接触してもいいのでは…。