Wヘッダー第1試合 エンゼルス借金13 大谷は2打数無安打1四球

【エンゼルス3-6アストロズ】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@ミニッツメイド・パーク

エンゼルスはアストロズとのダブルヘッダー第1試合に3対6で敗れ、3連敗で借金は今季最多の13となった。先発のホゼ・スアレスが初回に5点を失い、打線も4安打に抑えられて3点を返すのが精一杯。3点差というスコア以上の完敗だった。

初回のアストロズは、一死から連打で一・二塁のチャンスを作り、ユリ・グリエルの内野安打にスアレスの悪送球が重なって2点を先制。さらに、ジョシュ・レディックとジャック・メイフィールドがタイムリーを放ち、一挙5得点のビッグイニングとなった。

先発のクリスチャン・ハビアーが4回までエンゼルス打線を無安打に封じる快投を続けるなか、4回裏にはグリエルのタイムリー二塁打で1点を追加。その後、ハビアーはトミー・ラステラの4号ソロなどで3点を失い、6回途中で降板したが、2番手のブレイク・テイラーと3番手のライアン・プレスリーが3点のリードを守り抜いた。

6回途中3失点の力投で今季3勝目(1敗)をマークしたハビアーは「試合のなかで上手く修正できた」と手応えを口にし、ダスティ・ベイカー監督も「(4回途中で降板した前回に比べて)はるかに良かった」と満足げ。プレスリーに今季4セーブ目が記録され、スアレスは今季2敗目(0勝)を喫した。

エンゼルスの大谷翔平は「5番・指名打者」で先発出場し、第1打席は空振り三振に倒れたものの、第2打席は四球を選んで出塁。その後、ジェイソン・カストロのタイムリーで1点目のホームを踏んだ。第3打席はファーストゴロに終わり、2打数ノーヒット1四球。今季の打率は.169、OPSは.634となった。

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