【パイレーツ0-4ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトがパイレーツ戦で今季メジャー初のノーヒッターを達成した。101球を投げて許した走者は与四球による1人だけという準完全試合。パイレーツ打線から13個の三振を奪う見事なピッチングだった。
ホワイトソックスのノーヒッター達成は19度目。2012年4月21日(現地時間)のマリナーズ戦でフィリップ・アンバーが完全試合を達成して以来8年ぶりの快挙となった。4回表先頭のエリック・ゴンザレスをストレートの四球で歩かせたのがこの試合唯一の走者だった。
ノーヒッターに付き物の好守は7回表に飛び出した。一死からブライアン・レイノルズがセンター方向へヒット性の打球を放ったが、シフトで二塁ベース付近を守っていた遊撃ティム・アンダーソンがこれを捕球し、一塁へ送球。ワンバウンドとなったものの、一塁ホゼ・アブレイユが上手くすくい上げてパイレーツの初安打を阻止した。
ノーヒッター達成のジオリトは今季3勝目(2敗)をマーク。前回登板でも7回3安打13奪三振無失点という素晴らしいピッチングを見せていた。