レッズまさかのライトゴロで惜敗 秋山は3打数無安打

【レッズ2-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

レッズは1点ビハインドの5回表に無死満塁から1点も奪えなかったことが大きく響き、ブリュワーズに2対3で惜敗。4連敗で借金は今季最多の6となった。5回表一死満塁の場面でニック・カステヤーノスがライト前ヒットを放ったものの、三塁走者のフレディ・ギャルビスが生還できず本塁封殺(記録はライトゴロ)。これが試合を決めるワンプレーとなった。

ブリュワーズ先発のブランドン・ウッドラフが「右翼手から捕手へのフォースアウトなんて二度と見ることはないだろうね」と語るほどの珍プレーだった。1点を追う5回表に無死満塁の大チャンスを作ったレッズは、一死後にカステヤーノスがライト前ヒット。誰もが同点を確信したことだろう。

ところが、三塁走者のギャルビスのスタートが遅れ、右翼ベン・ギャメルから捕手オマー・ナルバエスへとボールが渡り、まさかの本塁封殺。球審のシェーン・リベンスパーガーはタッチプレーと勘違いして一度はセーフを宣告したものの、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督からのクレームを受けてすぐに判定を訂正した。このタイミングで本塁がフォースプレーになるなど想像だにしなかったに違いない。

このチャンスを逃したレッズは6回以降、走者を出すことすらできず、1点差で敗北。ブリュワーズ先発のウッドラフが今季2勝目(2敗)、4番手のジョシュ・ヘイダーが今季7セーブ目をマークし、レッズ先発のルイス・カスティーヨは開幕4連敗となった。

レッズの秋山翔吾は「6番・センター」で先発出場したものの、サードゴロ、サードゴロ、センターフライで3打数ノーヒット。9回表二死走者なしの第4打席は左腕ヘイダーとの対戦となったため、代打を送られてベンチに退いた。今季の打率は.214、OPSは.566となっている。

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