あの偉人アイルトン・セナの名を冠するマクラーレン車が10万円!? F1パイロットもテストした最新マシンはEVだった

マクラーレン セナ ライドオン マクラーレン セナの子ども向け電動玩具モデルが発売

世界限定500台が瞬く間に売れた究極のロードカー「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」

McLaren Senna(マクラーレン セナ)
マクラーレン ホンダ MP4/6を駆るアイルトン・セナ[1991年]

マクラーレン社ではこれまで、レーシングマシンにおいて数多くの伝説のレーシングドライバーたちと関わってきたが、その名を市販モデルに冠することはなかった。しかしV8 4リッターツインターボ、800ps・800Nmという驚異の性能を持つ究極のロードカーは別だった。

その名は「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」。3度のワールドチャンピオン、通算41勝、計65回のポールポジション、今なお世界で称えられ続けているアイルトン・セナの名を市販モデルに与えたのだ。マクラーレン セナはサーキット走行を主眼においた妥協のないつくりが支持されたアルティメットシリーズで、世界限定500台は瞬く間に販売を終えた。

現役レーシングドライバーも満足の走行クオリティ!

そんなマクラーレンは2020年8月18日、マクラーレン セナ「ライドオン」を新たに発表した。なんとパワートレインはバッテリー&モーター。最新の電動化モデルだ。

と言ってもこれは、子ども向け乗用玩具モデルのハナシ。幼いレーシングドライバーの卵にぴったりな究極のマシンなのだ。マクラーレンの子ども向けモデルとしては、マクラーレン P1Mと720Sに次ぎ、これが3台目となる。

マクラーレンのF1ドライバー、ランド・ノリス選手(20歳)

なお、マクラーレン セナ ライドオンの対象年齢は3~6歳だが、マクラーレンのフォーミュラ1ドライバーであるランド・ノリス選手は自身の体を押し込んでテスト走行を敢行し、その走りに満足していた。

アイルトン・セナを彷彿とさせるカラーリング

カラーは、マクラーレン正規販売代理店のみで扱う限定カラーである、イエローにグリーンのアクセントが入ったカラーリングの「Volcano Yellow」。

レーシングドライバーを目指すキッズ向けに、アイルトン・セナのレースヘルメットを思わせるイエローにグリーンのアクセントが入ったカラーリングを行った。

実車のエンジンサウンドや音楽システムまで完備!

マクラーレン セナ ライドオンは、好評を博した昨年の720S ライドオンの機能をすべて装備。

上下に開閉するディヘドラルドアで乗り降りも楽にできる。また本物と同じプッシュ式のスタートボタンを押せば、マクラーレン セナのエンジンサウンドが響き渡るという本格派。

さらに、インフォテインメントシステムを使えば音楽を聞きながらのドライブも楽しめ、USBメモリーやSDカードのファイルにもアクセス可能だ。

なお、英国販売価格は375ポンド、日本での販売価格は10万5000円(税抜き)。現在、マクラーレン正規販売代理店と一部の玩具店でオーダー可能となっている。

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