瑞風、新型コロナ対策や新サービスを充実させ来年2月運行再開 JR西日本

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」イメージ写真:PIXTA

JR西日本は定期検査などで運休中の豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」について、2021年2月17日に運行を再開すると発表しました。申込開始日は10月1日の予定ですが、これまでの運休により振り替え対象となった方を対象に9月1日から先行予約を実施します。

運行再開にあたり、「瑞風」では非接触ニーズに対応した「お部屋での食事提供」などのサービスを実施。食事の場を食堂車から各部屋へと移すことで、今まで以上にゆったり・安全に食事を楽しめるようになります。また夕食前にはアペリティフタイムを新設し、ラウンジカーなどで暮れ行く沿線の景色を眺めながら食前酒などを楽しめるようになるようです。

立ち寄り観光に関しては、少人数グループとしガイドを増やすことで対応。観光用バスも1台から2台に増やし、沿線の人気店で朝食を提供するなど、沿線の魅力をより深く体験できるようになります。

客室に設置されているタブレット端末のコンテンツも充実。ドリンクオーダーを可能としたり、1号車・10号車の展望室や5号車のラウンジカーご利用状況を確認できるようにすることで、非接触ニーズに対応します。その他にもチェックイン方式や一部出発駅の変更が行われるようです。

感染防止策もばっちり

主な感染防止策としては、自動換気装置や窓の開閉は当然として、車内に抗ウイルス・抗菌加工を行い空気清浄機を搭載。パブリックスペースや客室には手指消毒用アルコールを、バーカウンターには飛沫感染防止用パーテーションを設置します。

クルーも日々の検温やマスク着用し、定期的な手洗い・うがい・手指消毒などを徹底。また利用者にも検温やマスク着用など感染防止への協力を依頼することで、お互いに協力し合う形で安全な旅を提供します。

鉄道チャンネル編集部

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