【新型コロナ】横浜で34人感染 中等症2人は長期間、同一通所施設利用

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、横浜市は27日、10歳未満から90代までの男女34人の感染が新たに確認された、と発表した。90代の男女2人が中等症で、残る32人は軽症または無症状。20人の感染経路が不明という。

 年代別では、30代が8人で最多。60代7人、70代4人、20.40.50代が各3人、10.90代が各2人、10歳未満と80代が各1人。

 市によると、中等症の男女は市内の同じ通所介護施設で長期間、宿泊サービスを利用していた。施設の職員2人の陽性が既に判明しており、市は施設内感染が疑われるとして、他の利用者8人、職員12人の計20人を同日に検査した。

 また市内のグループホームに勤務する30代の男性職員も感染。ホームでは職員1人、入所者2人の計3人の感染が確認されている。経路が判明している14人のうち3人は家族内感染という。

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