暑い夏の京都で迷った時に、個人的に、ちょこちょこ立ち寄るお店。
新京極の老舗「更科(さらしな)本店」。
うどんよりも蕎麦派の自分も、なぜかきしめんとなると非常に恋しくなることがあります。
名古屋に行ったときには絶対に、きしめんを食べますし、うどんとお蕎麦とも違った魅力を感じるのは自分だけでしょうか。
緊急事態宣言が解除されてから、時間短縮で営業されていたり閉店時間も早いので、何度かお店の前で肩を落として久しぶりの来店。
いつもは、あたたかい鰹節ののったシンプルなきしめんをいただくのですが、この日は午前中から倒れそうな暑さでしたので、ひんやり涼を求めて、ざるきしめんをいただきました。
こちらの、更科さんは1874年で今年で146年という老舗。
京都では100年越えのお店は、たくさんありますが、このコロナ禍でがんばって営業されている京都のお店でも、これからも続いていただきたいと思える老舗。
薄く平たいきしめん。
なんでか、ラーメンやつけ麺でも平打ち麺というだけで、ついついリピートしてしまうのも平打ち好きには、口当たりやのどごしがたまらなく愛しい。
少し甘めのかえしにつけて、ズルズルっと勢いよくいただきます。
小ぶりな丼にはいった親子丼もセットでいただきまして、ふわふわのやわらか玉子とおだしのハーモニーを味わいつつ、京都らしい七味と山椒を楽しみながら、別添えの香の物と昆布の佃煮で、京都での食事を実感できる観光客にも人気のお店。
袈裟姿のお坊さんにも出会える京都の名店で、名物のきしめんを味わってみてはいかがでしょうか。
【 更科 本店 】
〒604-8112 京都府京都市中京区槌屋町91-1
TEL 075-221-3064
営業時間 11:00~15:30(L.O.) / 17:00~20:00(L.O.)
定休日 木曜
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