3万匹の金魚が踊る“生きた美術館”誕生 東京・日本橋

東京・日本橋に3万匹の金魚が舞い踊る神秘的な世界が広がる「アートアクアリウム美術館」が8月28日にオープンします。会場の様子をリポートでお伝えします。

アートアクアリウムは2007年から夏の風物詩として毎回、期間限定で開催されてきましたが、初めて常設施設としてオープンします。2000平方メートルの巨大な敷地に3万匹を超える金魚が展示されていて、これまでに類をみない規模となっています。

1匹100万円もする高級金魚・ランチュウも展示されています。また、展示しているのは金魚だけではありません。宇宙から見た地球を表現した球体の水槽にはニシキゴイが泳いでいます。江戸時代の華やかな花魁(おいらん)道中をイメージした水槽や、金魚が舞い踊る円柱が杜(もり)のように立ち並ぶ「金魚の杜」の展示演出もあります。

施設にはアートの世界の余韻に浸れるカフェもあり、ゆったりとした時間を過ごせそうです。

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