菊池5回3失点で今季初勝利 平野が試合を締めくくる

【マリナーズ8-3パドレス】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@ペトコ・パーク

マリナーズは初回に打線がつながり、ホゼ・マーモレホスの3号グランドスラムなどで一挙6点を先制。序盤のリードを生かしてパドレスを8対3で破り、5回7安打3失点の菊池雄星は今季初勝利(2敗)をマークした。また、平野佳寿は5点リードの最終回に4番手として登板し、1イニングを無失点に抑えている。

パドレス先発のギャレット・リチャーズに対し、マリナーズは初回いきなり無死満塁の大チャンスを迎え、カイル・シーガーの犠飛で1点を先制。再び満塁となり、マーモレホスに3号グランドスラム、シェッド・ロングJr.に2号ソロが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングとなった。

菊池は初回先頭から二者連続三振を奪ったあと、マニー・マチャドに11号ソロを浴び、2回裏は一死二・三塁からジュリクソン・プロファーのタイムリーでさらに1点を失ったものの、二者連続三振でピンチを脱出。続く2イニングは無失点に抑え、5回裏にトレント・グリシャムにタイムリーを許したが、81球で5イニングを投げ抜いた。

マリナーズは7回表にサム・ハガーティのタイムリー二塁打とオースティン・ノラのタイムリーで2点を追加し、5点リードの7回裏は平野を投入。平野は先頭のグレッグ・ガルシアにストレートの四球を与え、一死後にフェルナンド・タティスJr.に内野安打を許して一・二塁のピンチを招いたが、マチャドをサードゴロ、エリック・ホズマーをピッチャーゴロに打ち取り、試合を締めくくった。

菊池は5回81球を投げて被安打7、奪三振6、無四球、失点3の力投で今季初勝利(防御率6.12)。平野は3試合連続無失点となった(防御率0.00)。また、パドレス先発のリチャーズに今季2敗目(1勝)が記録されている。

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