コロナ対策私募債 加藤産業が3000万円 西日本シティ銀受託

 西日本シティ銀行は27日、砕石の生産販売などを手掛ける加藤産業(長崎市)が発行した新型コロナ対策支援私募債3千万円を受託したと発表した。
 発行額の0.3%を「県新型コロナウイルス感染症対策寄付金」に寄付し、最前線で対応している医療従事者の支援などに役立てる。
 私募債は「感謝のココロ」という名称で同行が17日に取り扱いを始め、加藤産業が初めての発行企業。5年間で償還する。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿う私募債の一つとして、同行は加藤産業に第三者機関の調査を踏まえた「SDGs認定証」を贈る。

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