土日祝日は「プチ縁日」 市内公園に露店出現 横須賀

「プチ縁日」の様子(同組合提供)

 コロナ禍で困窮する露店商を応援し、子どもたちに少しでも夏らしさを感じてもらおうと、神奈川県横須賀市は横須賀イベント商業協同組合と連携し、9月27日までの土日祝日に市内で「プチ縁日」を開催している。

 会場はソレイユの丘(同市長井)、三笠公園(同市稲岡町)、うみかぜ公園(同市平成町)で、タピオカドリンクや、たこ焼きなどそれぞれ数店舗が出店。

 今夏は新型コロナウイルスの影響で、花火大会や町内会の夏祭りなどの露店を出す催しが中止となり、露店商は失業状態という。同組合の岩井秀憲理事長(61)は「プチ縁日をきっかけに少しずつでも仕事を元に戻していきたい」と話している。

 ソレイユの丘は午前9時、三笠公園は同8時、うみかぜ公園は同8時半から、販売物がなくなり次第終了。問い合わせは、市観光課電話046(822)8294。

© 株式会社神奈川新聞社