スマートウォッチでiPhoneのバッテリーの減りは早くなる? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

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健康志向がもてはやされる昨今、「スマートウォッチ」が人気です。見た目は腕時計、しかし中身はコンピュータで通信機能を備え、小さいながらもディスプレイを持ち、各種センサーで歩数や心拍数を計測します。スマートフォンと連携することで、取得した情報をヘルスケアに役立てたり、スマートフォンに届いた通知を腕元に表示したりと、より小回りの効く使いかたが可能になります。

そのスマートウォッチですが、Apple Watchにせよサードパーティ製品にせよ、iPhoneとの通信にはワイヤレス通信(Bluetooth/Wi-Fi)を利用することが前提です。USBケーブルを利用したデータ転送/バックアップに対応する製品も存在しますが、ワイヤレス通信の機動力/即応性を生かす機能こそがスマートウォッチに求められているからです。

ワイヤレス通信のなかでも特に活用されているのが「BLE(Bluetooth LE)」です。かんたんにいうと、BLEは「電波を発する一瞬は電力を消費するが、それ以外はほとんど電力を消費しないスリープに近い状態」を繰り返すことで低消費電力を実現しており、その事情はスマートウォッチ側もスマートフォン側も同様です。セルラー通信やWi-Fi通信と比べれば、誤差といえるほどわずかな電力で動作します。

iPhoneとスマートウォッチとの間でデータ通信が繰り返される以上、そのぶんiPhoneのバッテリーが消費されることは確かですが、バッテリーの減りが速くなるとはかぎりません。スマートウォッチがあれば、届いた通知の内容をチェックするためにiPhoneをスリープから起こさずに済み、ランニングの途中でiPhoneのディスプレイを点灯させて歩数チェックする必要もなくなります。

つまり、スマートウォッチの導入はわずかとはいえBLEで電力を消費する一方、iPhoneを直接操作する機会が減ることで省エネに貢献します。役割分担させればトータルの電力消費量は抑えられますし、なにより利便性が向上しますから、うまく活用したいものですね。

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