28日(金)午後3時、フィリピンの東で台風9号が発生した。
台風の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、ほとんど停滞している。
台風は、今後発達しながら北上し、30日(日)には暴風域を伴う見込み。
31日(月)から9月1日(火)にかけて、非常に強い勢力で沖縄本島地方に最も接近するおそれがある。
沖縄では、旧盆の時期にあたる。沖縄のお盆は旧暦の7月13日~15日で行われ、今年は新暦では8月31日から9月2日となる。
昨年も旧盆初日に本島地方や大東島地方が台風10号の強風域に入ったが、今年の台風9号は、特に旧盆初日~中日にあたる8月31日~9月1日にかけて雨風ともに強まるおそれがある。
大雨や暴風、高波のほか、9月2日ごろは大潮の時期にあたるため、高潮にも警戒が必要となる。早めの台風対策を心掛けたい。