瀧本美織が「検事・佐方」で上川隆也とバディに

テレビ朝日系で9月6日に放送される、上川隆也が主演を務めるドラマスペシャル「検事・佐方〜恨みを刻む〜」(午後9:00)で、主人公・佐方貞人とバディを組む検察事務官・花岡尚子を瀧本美織が演じる。

同シリーズは、上川演じる「犯した罪はまっとうに裁かれなければならない」という信念を貫く、検事・佐方が事件の真相に迫るミステリー。原作は推理作家・柚月裕子氏の同名作品で、これまで「最後の証人」「検事の死命」「検事の本懐」「検事・佐方〜裁きを望む」の4作品が、スペシャルドラマとして放送されてきた。

第5弾となる本作で佐方が真相究明に挑むのは、1人の女性が逮捕された事件。ある目撃証言が事件発覚のきっかけとなり、その証言に“小さな矛盾”を感じた佐方は、補充捜査を開始。佐方が抱いたささいな疑問から、事件は思わぬ方向へ。そして次第に、警察組織の深い闇が浮かび上がっていく。瀧本が演じる尚子は、佐方付きの検察事務官。明るくポジティブな性格で、真実を明らかにするためなら労をいとわない佐方にあきれつつも、共に捜査に奔走する。

今作への出演について、瀧本は「細部にまで丁寧に描かれている物語で、罪を犯してしまった人はもちろん、さまざまな登場人物の感情が掘り下げてあり、とても伝わってくる脚本だと感じました」と印象を述べた。

そして、役どころについて「事務官として佐方さんをサポートする役割ですが、尚子は誰に対しても同じようにコミュニケーションを取る性格だと思うので、人との関わりを恐れずどんどん動いていく感じで演じています」と、行動力あふれる尚子のキャラクターを表現。また「佐方さんは事件に真っすぐ向かっていく方なので、尚子のことをあまり気にしていなかったりするんです(笑)。尚子も尚子で自分のペースを確保しているので、佐方さんに引っ張られることもなく、このコンビはお互いがいい意味でマイペースなんです」と佐方との相性の良さを分析。シリアスな展開の中、佐方と尚子の絶妙なやりとりが和やかな空気を醸し出しているようだ。

また、上川とは初共演。「上川さんは常に現場の皆さんを楽しませてくださり、現場はとても和やかでした。楽しくて優しい方なので、私が突如アドリブを言っても受けてくださるんです!」と絶大な信頼を寄せる。「社会や組織の中で自分の信念を大事にブレずに生きるのは時に難しいことだと思いますが、佐方さんを間近で見ていて、とても必要なことだなと感じました。佐方と尚子、2人のコンビネーションをぜひ楽しんでいただきたいです」と見どころをアピールしている。

なお、最新作のオンエアを記念し、“佐方貞人シリーズ”史上初、そして主演の上川にとっても初めての体験となる「配信限定トークイベント」が、8月30日午後9:00から実施される。この配信トークイベントに急遽、瀧本も参戦することが決定。上川と息の合ったトークを繰り広げる。イベントはテレビ朝日公式LINE、テレビ朝日YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/tvasahi)、TELASA(https://web.videopass.auone.jp/c/telasa/)で配信される。

イベントでは、本作と同じ9月6日に放送される「アニメソング総選挙」とのジャンルを超えたスペシャルコラボが実現。声優界の“レジェンド”三ツ矢雄二が特別ゲストとして登場し、アニメトークを繰り広げるほか、視聴者から番組公式Twitter(https://twitter.com/iryusousa_tva)に寄せられた質問に答えるQ&Aコーナー、劇中で瀧本演じる尚子が食べた“あるモノ”にちなんで“夏スイーツ”作りに挑戦する企画などが行われる。

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