フェルスタッペン初日最速「メルセデスに勝つのは難しくても、近い位置を確保したい」レッドブル・ホンダ【F1第7戦】

 2020年F1ベルギーGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=1番手だった。

 FP1では20周を走行し首位と0.081秒差の1分44秒574、FP2では21周のなかで1分43秒744を、いずれもソフトタイヤでマークした。

2020年F1第7戦ベルギーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン フリー走行1=3番手/2=1番手
 マシンはうまく機能しているようだ。もちろんまだ初日だけど、ポジティブな金曜日だったので、全体的にとても満足している。

 レーシングカーには、これが完璧だといえるような状態はない。僕らはいつだって何かを探り出そうとしているし、タイヤの準備によって改善することも可能だ。今夜はそういう作業をしていくよ。

 今日のメルセデスはまだバランスに苦しんでいたのだと思う。明日は強さを増してくるだろうし、今日の段階で彼らのロングランはとてもよかった。予選で彼らが出力を上げたら、ついていくのは無理なので、彼らとポールポジション争いをできるとは思っていない。ただ、少なくとも彼らに近い位置を確保できれば、レースに期待できる。

 今日ドライコンディションでしっかり走行することができたのは大事なことだ。土日にコンディションが変化する可能性はあるが、それでも今日の走行によってしっかりしたベースラインを見つけることができる。スパで完璧なダウンフォースレベルを見つけ出すのは簡単なことではない。どのチームもいろいろなことを試していた。でも僕らはまずまずの位置にいると思う。明日になれば、正確なポジションが分かるだろう。

(自身の公式サイトに対して語り)週末のスタートをいい形で切ることができた。明日に向けていくつか取り組むべきことはあるけれど、全体的には満足している。さらに改善点を探していくよ。

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