ヤンキース・ジャッジ 1試合に出場しただけで再び戦線離脱

ヤンキースは日本時間8月29日、アーロン・ジャッジを右ふくらはぎ痛により10日間の故障者リストに登録した。ジャッジは8月中旬に同じ理由で故障者リスト入りし、日本時間8月27日のブレーブス戦で復帰したばかりだったが、その試合の走塁時に痛みが再発。わずか1試合に出場しただけで故障者リストへ逆戻りとなってしまった。

現在28歳のジャッジは今季がメジャー5年目。日本時間7月30日から自身初の5試合連続本塁打をマークするなど、ここまで18試合に出場して打率.292、9本塁打、20打点、OPS1.081の好成績を残している。しかし、規定打席に到達できなかった過去2年と同様、故障に悩まされるシーズンとなっている。

アーロン・ブーン監督は、ジャッジの故障者リスト入りの原因が右ふくらはぎ痛の再発であることを明言。「グレードが低く、とても軽度である点は前回と似ているが、故障者リストに戻るには十分だった。故障が長引かないことを願っているが、彼がいない状況でも、我々は戦い続けなければならない」と前を向いた。

ヤンキースはジャッジが離脱したことを受け、日本時間8月29日のダブルヘッダー用の「29人目の選手」としてプロスペクト外野手のエステバン・フロリアルをメジャーへ昇格させた。また、ジオ・ウルシェラが右肘に不安を抱えているため、ベテラン遊撃手のジョーディ・マーサーをメジャーへ昇格させて内野手を補充している。これに伴いリリーフ左腕のルイス・アビランが解雇となった。

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