ヒーニー快投でエンゼルス勝利 大谷は3打数1安打で打率.188

【マリナーズ2-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが8回途中まで被安打4、奪三振10、与四球2、失点1という見事なピッチングを見せ、マリナーズに3対2で勝利。ヒーニーは今季2勝目(2敗)をマークし、2番手のタイ・バットリーに今季4セーブ目が記録された。マリナーズは先発のニック・マーガビシャスが6回2失点と粘投するも、1点差で惜敗。マーガビシャスは今季2敗目(1勝)を喫した。

両先発の好投により投手戦となった一戦は、6回表無死二塁のチャンスでサム・ハガーティがタイムリーを放ち、マリナーズが1点を先制。しかしその裏、エンゼルスは大谷翔平の四球と盗塁で二死二塁のチャンスを作り、アルバート・プーホルスのタイムリー二塁打とジャスティン・アップトンのタイムリーで試合をひっくり返した。

エンゼルスはその後、8回裏にマイク・トラウトが11号ソロを放ち、1点を追加。9回表にバットリーが一死一・二塁のピンチを招き、ティム・ロープスのタイムリーで1点を失ったものの、後続を抑えて1点差で逃げ切った。

「2番・指名打者」で先発出場した大谷は、第1打席で空振り三振に倒れたあと、第2打席で2試合連続となる二塁打を放ってチャンスを広げたが、得点にはつながらず。第3打席は四球を選び、今季4個目の盗塁を決めてプーホルスのタイムリー二塁打で同点のホームを踏んだ。

7回裏二死一・二塁のチャンスで迎えた第4打席は見逃し三振に倒れ、この日は3打数1安打1四球2三振1盗塁。今季の打率は.188、OPSは.684となった。なお、マリナーズの平野佳寿に登板機会はなかった。

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