バーヘイゲンのツーシーム弾き返し驚愕弾「丁寧に打ちました」
■ソフトバンク 8-5 日本ハム（30日・PayPayドーム）
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が自身2年ぶりとなる20号の2ランを放った。30日の日本ハム戦。4点を先制されて迎えた初回の第1打席で弾丸ライナーで逆方向への左翼に運ぶ驚きの一発を放った。
いきなり4点のビハインドとなった初回の攻撃。柳田が驚きのライナー弾を放った。左前打で出塁した中村晃を一塁に置き、人気ドラマ「半沢直樹」のテーマ曲を登場曲にして打席へ。1ボール1ストライクからの3球目。バーヘイゲンの投じた2シームを弾き返した打球は弾丸ライナーで左翼へと飛んだ。
ヒットかと思われた打球だったが、そのまま左中間ホームランテラス席のフェンス最上部に直撃。オレンジ色の鉄の棒で跳ねて左翼スタンドへと飛び込んだ。衝撃的な当たりにスタンドのファンからは歓声とともにどよめきが起きた。試合後には「丁寧に打てました。芯に当たってくれましたし、相手の投手の球が速いんでそれを利用できた」と振り返った。
この打席、登場曲には日曜日に放送中の人気ドラマ「半沢直樹」のテーマ曲を選んだ。「今日は日曜で『半沢直樹』があるんで。それをモチベーションに頑張りました」という柳田。「毎週欠かさず見てます。見れない時は録画して、休みの日にまず1時間見る感じ」と“ギータ節”全開で報道陣を笑わせた。
2年ぶりの20号到達にも「1本でも多く打てるようにやっていきます。去年試合に出てないんで、またレギュラー取る気持ちで毎日毎日心に刻んでやっていきます」と淡々としたもの。なお「半沢直樹」での登場は「日曜だけです。最終回まで」とのことだった。（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）
