結婚式の舞台裏「ぜひ関心を」 彼杵小でハウステンボス社員が授業

ウエディングプランナーの仕事について説明する朽原さん=東彼杵町、彼杵小

 長崎県東彼東彼杵町蔵本郷の町立彼杵小(山口厚校長、256人)で27日、ハウステンボス(HTB)のブライダル事業担当社員を招いた授業があり、5年生48人が華やかな結婚式の舞台裏を学んだ。
 総合的な学習の授業で、さまざまな職種の人に話を聞いている。この日は、HTBブライダル課の東亮平さんと朽原喜美子さんが、結婚式を準備し、成功させるまでのやりがいや苦労について説明した。
 東さんは「一生に一度の特別な時間に立ち会えるのは幸せなこと」と仕事の醍醐味(だいごみ)を語り、「職場には男性も多いので男子もぜひ関心を持って」と呼び掛けた。同校卒業生でもある朽原さんは「この仕事は相手の話をよく聞いて、気持ちをくみ取るのが大切。見た目や言動で人を判断せず、出会いを大切にしよう」と話した。
 児童は「式にはどのくらいお金がかかるの」「ドレスは何着ある」などと熱心に質問。川井悠莉さん(11)は「1年以上も前から式を準備していることに驚いた」と話した。

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