◆横浜DeNA4-6ヤクルト
前回無安打に封じられた小川との再戦。雪辱に燃える打線はしかし、またも冷水を浴びた。
付け入る隙がなかったわけではない。七回までソロ2本を含む毎回安打。だが、つながらない。
0-5の二回、先頭中井が左前打も、続く山下は初球を見逃し、2ストライクからチェンジアップを引っかけて二ゴロ。四回は2死から連打で攻めるも代打神里が初球を打って一直に終わった。
「とにかくいい投手なのでファーストストライクからいくことが非常に重要。ボール球を振って2ストライクとかが一番良くない」。試合前のラミレス監督の言葉がむなしく響く。
救いは好調を維持する梶谷の存在だ。三回、右翼席へチームトップの11号を放ち「まだ序盤。少しずつ得点を奪い、勝ち越したい」と鼓舞。九回2死一、二塁では初球を捉えて走者一掃の三塁打とした。一人気を吐くリードオフマンに続きたい。
