パドレスが強打者補強 Rソックスからモアランドを獲得

パドレスは日本時間8月31日、マイナー2選手とのトレードでレッドソックスからミッチ・モアランドを獲得したことを発表した。モアランドは今季OPS1.177と好調で、新天地では指名打者メインでの起用が予想される。レッドソックスには三塁手のハドソン・ポッツと外野手のジェイソン・ロサリオが移籍する。

現在34歳のモアランドは今季22試合に出場して打率.328、8本塁打、21打点、OPS1.177の好成績をマーク。8本塁打はすべて右腕から放っており、右腕に対するOPSは1.225という驚異的な水準に達している。

正一塁手のエリック・ホズマーはモアランドと同じ左打者であり、モアランドの役割は対右腕用の指名打者が中心になると見られる。右打者のタイ・フランスが今季ここまで打率.314の好成績を残しており、モアランドとフランスの2人が指名打者でプラトーン起用されることになりそうだ。

なお、モアランドは来季の契約が年俸300万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルとなっており、モアランドがこのまま好調を維持して好成績を残した場合、パドレスは安価な年俸でモアランドを残留させることができる。

ポッツは21歳の三塁手で、「MLB Pipeline」による球団別プロスペクト・ランキングではパドレスの16位にランクイン。昨季はAA級で107試合に出場し、打率.227、16本塁打、59打点、OPS.696をマークした。

一方のロサリオは20歳の外野手で、同ランキングでは19位にランクイン。昨季はA+級で120試合に出場し、打率.242、3本塁打、35打点、11盗塁、OPS.686をマークした。

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