今度は「お米」!福島ユナイテッド、特産品PRの限定ユニフォームを発表

福島ユナイテッドFCとキットサプライヤーのHummel((株)エスエスケイ)は28日、秋の公式戦で着用予定の『ふくしまの米』PRユニフォーム(米ユニ)を発表した。

Fukushima United FC 2020 Hummel Limited Edition

天のつぶ、ひとめぼれ、里山のつぶ、コシヒカリなど、味に定評がある福島県のお米。それらを広くPRする目的で制作されたのが、今季の4thユニフォームにあたる“米ユニ”だ。

イエローを基調に、稲刈りの時期に福島の田園地帯に広がる美しい黄金色(ゴールド)を採用。たわわに実る稲穂のイラストを描き、「収穫を迎えられた喜びと感謝の気持ち」を表現している。

この“米ユニ”は、稲刈りのシーズンを迎える秋季の明治安田生命J3リーグで着用予定となっている。

コンプリートスタイルはこのような感じ。パンツとソックスもイエローとゴールドで彩りシャツと統一する。

シャツにはJA全農福島、福島民報社、菅野建設工業の各スポンサーロゴを掲出。なお、クラブでは現在「胸スポンサー、背中スポンサー、パンツスポンサー」を募集中とのこと。

GKユニフォームは、今季フィールドプレーヤーが着用しているホームキットを使う。

東日本大震災での福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げるべく、クラブは2017年より桃ユニフォーム(3rdキット)を発表してきた。

そして今年は新たに、クラブの農業部で2018年より取り組む『お米』をモチーフにした4thキットが登場。これほどまでに農作物をキットデザインに取り入れるクラブは、世界的に見てもかなり珍しい。

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