ソフトバンクは負けなしの6勝で2位ロッテとのゲーム差を「3」に広げる
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3か月遅れて開幕したプロ野球は、6月19日の開幕から折り返しを迎えた。各チームが60試合超を消化し、セ・リーグは巨人、パ・リーグはソフトバンクが首位に立っている。
開幕から2か月以上が経過した8月24日から8月30日までの1週間の選手成績を検証し、Full-Count独自に週間ベストナインを選出した。今回はパ・リーグ第11週だ。
【パ・リーグ現在の順位表】
→1 ソフトバンク 62試合37勝23敗2分
→2 ロッテ 62試合34勝26敗2分 3.0
→3 楽天 62試合31勝28敗3分 2.5
→4 日本ハム 62試合29勝30敗3分 3.0
→5 西武 60試合26勝32敗2分 2.0
→6 オリックス 62試合20勝38敗4分 4.0
【第11週パ・リーグ】
1 ソフトバンク 6勝0敗
2 ロッテ 4勝2敗
3 西武 3勝3敗
4 楽天 2勝4敗
4 日本ハム 2勝4敗
6 オリックス 1勝5敗
第11週のパ・リーグは首位ソフトバンクが負けなしの6連勝と圧倒。シーズン順位は変わらず2位のロッテも4勝2敗と勝ち越した。リーグ3連覇を狙う西武は3勝3敗のタイと踏ん張った。オリックスは中嶋監督代行となり3連勝を飾ったがこの週は1勝5敗と大きく負け越した。
西武のスパンジェンバーグは打率.500、2本塁打6打点と爆発
【第11週パ週間ベストナイン】
先発 松井裕樹(楽天)
救援 モイネロ(ソフトバンク)
捕手 該当者なし
一塁 鈴木大地(楽天)
二塁 渡邉諒(日本ハム)
三塁 松田宣浩(ソフトバンク)
遊撃 該当者なし
左翼 スパンジェンバーグ(西武)
中堅 金子侑司(西武)
右翼 大田泰示(日本ハム)
DH ジョーンズ(オリックス)
パ・リーグ第11週で特に活躍が際立ったのは日本ハムの大田。26打数14安打の打率.538、1本塁打、5打点と活躍。4度のマルチ安打をマークし下位に低迷するチームの中でも好調をキープしている。同僚の渡邉も全6試合に出場し20打数8安打の打率.400、1本塁打2打点。シーズン打率も.300に乗せた。
西武のスパンジェンバーグは20打数10安打の打率.500、2本塁打、6打点と大爆発。29日の楽天戦では4打数4安打を放つなど期待の新助っ人が状態を上げてきている。好調をキープしている楽天の鈴木大は24打数11安打の打率.458と勢いが止まらない。
最下位に低迷するオリックスではジョーンズがメジャーの実力を発揮。30日のロッテ戦では試合を決定付ける10号3ランを放つなど18打数7安打の打率.389、1本塁打3打点。4試合連続安打、3度のマルチ安打と新体制となったチームを支えている。
先発では楽天の松井が27日のロッテ戦で7回1安打11奪三振の快投で今季初勝利をマーク。先発に転向して挑んだ今シーズンは5試合連続で白星がなかったが圧巻の投球内容だった。中継ぎではソフトバンクのモイネロが無双状態。3試合に登板し3イニングを1安打3奪三振無失点、3ホールドをマークした。(Full-Count編集部)