GIGAスクール構想で長崎市 自宅での端末活用法研究へモデル校設定

 長崎市は、政府が推進する「GIGAスクール構想」の導入に合わせて、児童生徒の自宅学習での端末活用方法を研究するため、来年度にも市立小中学校にモデル校を設定する。
 同構想では、児童生徒に1人1台の学習用パソコン端末を配備して、児童生徒と教諭、家庭をつなぐ学習環境の構築を目指す。市は本年度中にも、市立の小学4年生から中学3年生に対して整備を進める予定。
 市は端末の使用は基本的に学校のみを想定しているが、オンライン授業の実施など、将来的には家庭などに持ち帰る活用法もあるとみている。来年度にもモデル校を5校程度設定し、端末の新たな活用法についての実践例を報告してもらう。市は報告を受け、課題の検証を図りたい考えだ。

 


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