世界的ピアニスト、ラン・ランが、新アルバム『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』発売当日9月4日に、このリリースを記念したオンライン・イベントをYouTubeにて開催することを発表した。中国・北京市の故宮博物院からほど近い東景縁(Temple Dongjingyuan)という歴史的寺院から全世界に配信される。
同イベントでは、ラン・ランが《ゴルトベルク変奏曲》からの抜粋を演奏、作品について話すとともに、事前にラン・ラン公式Facebookでファンから募集した質問にいくつか答えるコーナーも予定してるという。
新アルバム『バッハ《ゴルトベルク変奏曲》』は、ピアノ芸術の中でも独自の地位を占める傑作。鍵盤楽器奏者にとってのエベレストとも形容され、最高の技術と音楽性を要求される難曲だ。
ラン・ランは20年以上の歳月をかけてこの傑作を研究、名ピアニストで指揮者のクリストフ・エッシェンバッハや、古楽界の巨匠アーノンクールらの薫陶を受け、チェンバロ奏者アンドレアス・シュタイアーとのディスカッションを経て、録音を実現した。
また、9月2日には『ラン・ラン名盤UHQCD』として、ラン・ランの名盤から7タイトルを高音質UHQCDにて限定発売する。
■イベント概要
開催日:2020年9月4日(金)23時 ※日本時間
■リリース情報
2020. 9. 4 ON SALE
ラン・ラン
『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』
<デラックス・エディション>
MQACD x UHQCD 4枚組 限定盤(スタジオ録音+ライヴ録音) UCCG-40110/3 5,400 + tax
<スタンダード(スタジオ録音)>
SHM-CD2枚組 UCCG-1876/7 3,200 + tax
【ラン・ラン名盤UHQCD】
2020. 9. 2 ON SALE
定価各¥1,800 + tax (UCCG-90864/5のみ¥2,300 + tax)
・チャイコフスキー&メンデルスゾーン: ピアノ協奏曲 第1番 UCCG-90863
・ライヴ・アット・カーネギー・ホール UCCG-90864/5
・ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による変奏曲 UCCG-90866
・メモリー UCCG-90867/8
・ドラゴン・ソング UCCG-90869
・ショパン: ピアノ協奏曲第1番・第2番 UCCG-90870
・チャイコフスキー&ラフマニノフ: ピアノ三重奏曲 UCCG-90871